
*「鶴岡ステーションフロントのアーバンデザイン」の発表を聞いての感想を、あくまで個人的に述べさせていただいております。
一つ目のグループの発表は、鶴岡の(特に市役所周辺になるわけですが)歴史的建造物の屋根に用いられている「赤瓦」を鶴岡駅周辺建物にも用い、駅という街の顔となる(人をお迎えする)場所で、鶴岡を印象付けようという内容(すみません、おおざっぱな説明で…)でした。
ところでの話なのですが。鶴岡に残る歴史的建造物の数々が“赤い屋根”だというのは、住んでいる我々ならよく知っていますが、ではなぜ、屋根が赤いのか?というのは、私たちでも認識不足なのではないでしょうか。「赤い=西洋建築?」のようなイメージしかないかもしれませんね。でも西洋建築なのに“瓦屋根”なんですよね。
(発表なさった)地元建築士の方々にしてみれば、そのへんのことはもう知識としておありでしょうし、それと今回グループ毎の発表の時間枠が結構短かったので、詳しい説明は割愛されていたのかもしれません。そこがちょっと残念でした。なぜ鶴岡に赤瓦なのか?(資料にも詳しく(歴史的背景)は記載されておらず、発表になくても資料に入れてあるといいなと思いました)。
私の認識では、現致道博物館内の二つの建物や、場所が離れますが現松ヶ岡開墾記念館の赤瓦は、鶴岡城が取り壊された際の、お城の屋根が再利用されている、と覚えています。また、それら西洋建築がなぜ鶴岡(だけじゃないわけですが)に建てられたのか?は、明治維新や文明開化と深く関係があったことも、一応は知っておりますが…
という内容については、こちら鶴岡市観光連盟のホームページにわかりやすく記されていますのでご覧下さい。
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鶴岡市観光連盟〜文明開化の名棟梁 高橋兼吉そんな歴史的背景を、プレゼンの中に盛り込んでもらえると、プレゼン自体がすごく面白いものになったと思います。すみません、私としては今回“プレゼンを楽しむ”という参加目的もあったものですから、そんな視点もありましてw
駅周辺に赤瓦を用いた建物および景観という発想については、素敵なプランだなと思いましたが、個人的には、実際鶴岡の中心市街地(市役所周辺)にそれら歴史的建造物が多くあるので…新しく赤瓦の景観を駅周辺に作らなくてもいいんじゃないか…と思ってしまいます。決して広くない鶴岡市内です。あちらこちらでいろんな顔を持っていたほうがいいと思うのです。
狭い鶴岡で、かつゾーニングで考えれば、似たような機能、景観を混在させないほうがいいと思うのです。私は、今の鶴岡市には、ゾーンで考えた場合、機能性を持ったゾーンがいくつかあると思っています。
一つが市役所周辺なわけですが、行政機能が集まっているのは言うまでもありませんが、赤瓦、赤い屋根の建物がいくつもあり、歴史的建造物(古くから残される街並み)を楽しめる、観光の機能も持ったゾーンだと思います。
もう一つが、小真木原周辺の運動公園です。今ではほとんどのスポーツ施設が集約されました(あとはプールくらいですか?)。
広域合併後の鶴岡市を見れば、他にもいろいろなゾーン、機能が点在していると思います。それらいろんな“顔”があるなかで、駅前はどうあるべきか?という考え方だったらいいなと思うんですね。
私は、駅周辺は、鶴岡の中で一番“新しい”ゾーンであってほしいと思っています。抽象的な表現ですが。
とこのへんで、次のプレゼンの話へと移らせて頂きます。